フライトジョイスティックは、フライト・シューティング・戦闘系の筐体に取り付けるピストルグリップ型の操作系です。トリガーと親指ボタンを備えた成形グリップを、センター復帰するベースに載せています。対戦格闘筐体で使うボールトップのレバーでは、この種のゲームで狙いをつける手がかりが何もありません。
機種を分ける仕様はレバーの倒れ量です。約 ±7 度に抑えた短ストロークのグリップは方向入力の操作系に近く、スイッチが早く閉じて手はほとんど動きません。カーソルや照準を動かすタイプの筐体に向きます。±20 度のグリップは手の中で目に見えて動き、方向を押すというより機体を操っている感覚になります。シミュレーターや専用のフライト筐体が求めるのはこちらです。どちらも八方向で、閉じるのは普通のマイクロスイッチなので、パネル側の配線はどちらでも同じです。
二つめの選択は、レバーが手応えを返す必要があるかどうかです。振動仕様はベースにモーターを持ち、それを駆動するコントロールカードが付きます。射撃と爆弾投下で振動パターンが分かれているため、筐体は画面とスピーカーだけでなくプレイヤーの手にも応答します。そのぶん電源と基板からの信号が要り、これは通常仕様には不要なものなので、パネルのハーネスを作る前に決めておくのが得策です。グリップ色は迷彩柄を含めシリーズ全体で用意しており、筐体のアートワークに合わせて選べます。


